2013年3月22日金曜日

ラトヴィア 4日目

ラトヴィア5日目の夜からリガから車で1時間半のヨランタさん宅に泊まらせていただいていたました。日記を更新できる環境ではなかったので止まっていましたが、小さな村の素敵なお家で過ごす夢のようなローカルな一週間、少しずつお知らせしていきます。今日はラトヴィア12日目です。帰国までらあと3日。カゴのピーターさん宅にお世話になっています。

ラトヴィア4日目。
今日は1日で3件回らせていただくスケジュール。
1件目は、リネンやウールでスカーフ、キッチン、ベッドリネンなどを手織りしている会社です。
元々は80年前にいくつかの手仕事の会社が集まった大きな会社でした。20年前に独立をして続けています。
織り、縫って仕上げ、アイロンを丁寧にかけます。
縦糸を準備するのも手作業。とにかく大きいので体全体を使っての作業です。
約50年程前の、美しい織り機で織られているスカーフ、目を引くのはその色の鮮やかさ美しいさです。
肌触りもとてもよく、明るい色がふんわりと顔の周りを包みます。
何より、こちらで働いている女性たちがたのしそうで、私も楽しくなります。それはどちらの会社にも共通することで、とても魅力的なことの一つです。
創業当初からあるという、リネンの為のアイロンを見せてくださいました。その大きさにびっくり。昔はこれでテーブルランナーや大きなもののシワを伸ばしたそうです。リネンがより美しく輝くそうです。
最後に見せていただいたたくさんのスカーフ。本当にどのいろもきれい。迷いに迷います。
ウールのマフラーも、素敵な織りや色のものがありました。
2件目は、リガのオールドタウンにある、ニットの会社です。
ミトン、靴下からカーディガンやセーターまでを取り扱っています。
ラトヴィアのミトンに以前から興味があり、今日は念願叶い沢山のミトンと靴下を見せていただきました。
編んでいるのはラトヴィア中の女性たち。一ヶ月に一度、編んだものを持って来て、また毛糸と編み図を持ち帰り、自宅でまた編むそうです。
一ヶ月で2ペアの方もいれば、20ペア編む方も。それぞれのペースです。
中には、難しくてこの方でないと編めないという柄もあるそうです。
ラトヴィアでは地方で伝わる伝統的な色や柄があるそうです。それらを再現しているものもあれば、新しく作った柄もあります。
一つ一つ見ても魅力的ですが、とにかく沢山のあり、全部見られたかはわかりません。
今から既に冬がたのしみです。
3件目は、こちらもオールドタウンにあるHobby woolというウール、ニットのお店です。
訪れたかったお店に行く事ができました。店内の内装がとても素敵で、ニットのもの、リネンで編んだもの、小物、その他セレクトされたものが並んでいます。
店員さんもおしゃれでフレンドリー。
一つ一つ紹介をして下さいました。
こちらも何人か編みものをお願いしている方たちに糸とデザイン、編み図を渡し、作ってもらっているそうです。
小さくてかわいいものをいくつか選びました。

夕方は、前回リガを訪れた時に行くことができなかったティーショップへ行きました。
お店の外観も内装も変わっていて、面白いです。皆さんリラックスしておしゃべりがたのしいそう。
こんな場所が近くにあったら、なんてたのしいのだろう!と思いました。
ケーキは、バタークリームがたっぷりと入っていて、日本の味に慣れている私は、半分で満足でした。でもお味はおいしいです。
今日も一日盛りだくさんの。
会社巡りも明日でお終いです。
明日はヨランタさんがお家まで連れて行って下さいます。6日間お世話になる予定です。
既に日本を離れて二ヶ月位たったような感覚です。毎日が充実していて濃い日々を送らせていただいています。










































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